美容師派遣に登録してみた22歳アシスタント高志くんの物語 Vol.1

ブログへのご訪問ありがとうございます!

リクエストQJキャスティングです。

 

これまで様々なお役立ち情報をお伝えしてまいりました当ブログ。

今回はちょっと趣向を変えてストーリー仕立てでお送りしたいと思います。

 

題して・・・

 

『美容師派遣に登録してみた22歳アシスタント高志くんの物語』

 

悩める高志くんが派遣という働き方と出会って繰り広げていく悲喜こもごもな物語。

 

ちょっぴり笑えてちょっぴり泣ける・・・??

 

かは定かではありませんが・・・汗

 

高志くんを通して派遣のお仕事にご興味を持っていただけますと嬉しいです♪

 

 

 

****************************************

 

 

 

 

美容専門学校を卒業して2年弱。

僕はいま、新卒で入社したサロンでアシスタントとして勤務している。

 

同期入社は5人。

シャンプーチェックは1番早く合格した。

 

嬉しかった。

お客様が僕のシャンプーをとても気持ち良いと言ってくださる。

先輩にも褒められて、毎日楽しかった。

 

カラーのチェックも無事合格。

調合はまだまだ勉強が必要だけど、塗布は任せてもらえるようになった。

 

お客様とのコミュニケーションの機会が増えた。

美容の仕事も接客もとても楽しい。

 

美容師になって本当に良かった。

美容師は僕の天職だ。

 

そう思っていた・・・

 

 

ワインディングでつまずいた。

どうしてもうまく巻けない。

 

焦った。

同期はどんどんチェックに合格していく。

 

僕だけが取り残されてしまった・・・

 

 

営業中、お客様にカラーを塗布しながら、隣のセット面が気になっていた。

最初にワインディングに合格した同期。

 

レイヤーの入った毛先が、みるみるロットに巻きつけられていく。

思わずその器用な手先を注視してしまっていた。

 

 

「ちょっと、大丈夫??」

 

 

お客様の声でハッと我にかえる。

カラーのついた刷毛が、あやうくお客様の頬に触れる寸前だった。

 

 

閉店後。

店長に呼び出された。

 

カラーのお客様には店長がすぐ対応してくれた。

顔についたわけではないからとお客様も笑って許してくださった。

 

 

最近上の空なことが多いんじゃないか?

どうした?

あんなに楽しそうに働いてたのに。

 

 

叱責を覚悟していたのに、店長の声はやさしかった。

僕は、謝ることしかできなかった。

 

 

勤務先のサロンでは朝の営業前の時間に練習ができた。

実家から通えない距離ではなかったけれど、お店の近くで一人暮らしを始めた。

 

電気のついていない自分の部屋を見上げる。

明日こそ、明日こそ絶対に失敗しないぞ。

 

コンビニの袋を握りしめて階段を上がる。

明日は同期が来る前に朝練しよう。

 

 

いまだ合格できていないワインディングをひたすら練習する。

落ち着いてやれば大丈夫だ。

ペースがつかめてきたと思った瞬間、同期が出勤してきた。

 

「高志くん、早いね!私も頑張らなくちゃ」

 

ワインディングにいち早く合格した同期。

つかめていたはずのペースが完全に崩れてしまった。

 

 

続く・・・

 

  • LINEで送る

派遣スタッフ登録

派遣スタッフ登録、お問い合わせはWEB・お電話からどうぞ

電話からの登録・お問い合わせ

TEL: 0120-975-832


簡単WEB登録はこちら

QJキャスティング最新情報はこちら