2019年 3月 の投稿一覧

美容の知識

皆様、こんにちは。

派遣コーディネーターの江口です。

 

本日は美容業界に関係がある様な、無いような?

でも知っておいて損はないだろう、と言うテーマで行こうと思います!!

 

今回のテーマは

“カラーの流行ってどうやって決めているの??”

です。

 

 

 

毎年、「トレンドカラー」が発表されますよね。複数のファッション雑誌などで「今の流行色はコレ!」と取り上げられ、その色を使ったコーディネートの特集が組まれたり、また、Webサイトではトレンドカラーを取り入れたWebサイトも増えたりします。

このようにトレンドカラーはとても影響力があり、毎年変わります。では、どのようにしてその年のトレンドカラーが決められているのかはご存知でしょうか?

その年のトレンドカラーは、実は2年も前から「インターカラー(国際流行色委員会)」という、世界16カ国が参加している国際組織によって話し合い、方向性が決まっているのです。その会議では特定の一色が決まるわけではなく、次世代に共感できるカラーの世界観や、素材の質感や配色のポイントなどが提案されます。

 

ちなみにこの委員会は日本、フランス、スイスは発起国となっており、1963年に発足しました。

 

 

 

 

 

インターカラーで提案された内容はその後どうなるか??

大体シーズンの1年半位前に国内のカラートレンドを選定する組織「日本流行色協会(JAFCA)」にて、国内市場向けのトレンドが話し合われます。

この時に、流行色、つまりトレンドカラーが決定するのです。そしてそのトレンドカラーを元にアパレルメーカーが商品企画を行い始め、実シーズンには似た傾向の色や素材、配色などが流行するといった仕組みになっています。

 

 

もう少し、詳しくお話すると、

第1段階のインターカラーの選定色を受けて、欧米各国のトレンド情報会社が、カラーの他、素材、シルエットなど総合的なファッショントレンドを予測し情報を発信していきます

トレンド発信企業は、「スタイリング・オフィス」とも呼ばれ、
それぞれ独自の「トレンドブック」なるものを発刊しています

「トレンドブック」とは、カラー、素材、プリント、スタイリングなど何種類にも分かれていて、お値段もかなり高額です。

「スタイリング・オフィス」は、
ファッションの都・パリにオフィスを構えているところが多いようです。

この時期、欧米の(主にパリ)トレンド情報会社から発信される
トレンド情報を参考に、デザイナーは「デザイン」をテキスタイルメーカーやヤーンメーカー(一般的に織物のパターンや糸などのメーカー)は「素材」を開発していくのです。

素材の展示会開催による、素材の方向付けです。

実売期の約1年半~1年前、まず「ヤーン展」、つまり糸の展示会が開催されます。
ここから、トレンドカラーを意識した、アパレルの根本原料である「ヤーン」が決まってくるわけです。

その後、服地の展示会である、テキスタイル展が行われます。
これにより、テキスタイルのトレンドが決定づけられるわけです

ヤーン展、テキスタイル展を基に、実売期の約半年前から開催されるのが、
パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク、東京、
マドリードで開催される、「デザイナーコレクション」です
いわゆる、「パリコレ」や「ミラノコレクション」などと言ったイベントですね。

この頃になると、一般の人たちに向けての、ファッショントレンド情報が、発信されるようになってきます
また、同時に各アパレルメーカーの展示会も順次スタートしていく時期となります。

国内の一般ファッション誌からもトレンド情報が発信されるようになり、徐々に次のトレンドが浸透していくようになります

もう、お分かり頂けたと思いますが、なぜこんなに早くトレンドカラーが決まるかというと、アパレルメーカーが服を創るために、企画から出来上がるまでには多くの時間がかかるからです。

 

既製服が店頭に並ぶまでにはデザインの企画から服の生地の原材料の手配、サンプル作成、生産計画・販促計画の決定、ファッションショーや展示会など多くの工程を経ることになりますね。

そのため、2年前からカラートレンドを決め、動いていかなければ、間に合わないとうことです。

ファッションや流行に精通していないといけない美容師さんにとって、知っておいて損はないと思います。

たんに流行色といっても、物凄く多くの人達が関わって2年の歳月がかかり、私たちに発表されるというものです。

アパレルの方は皆さん知っていらっしゃると思いますが、皆さんはいかがでしょう?

少し、流行に詳しくなりましたでしょうか。

また、次回、機会があれば知っておいて損はない美容の知識をお伝えしますね。

派遣コーディネーターの本音

皆さん、こんにちは。

紹介・派遣コーディネーターの岩切です。

今回はちょっと今までとは違い、実際に私が担当させていただいた美容師さんのお話をしますが私たち紹介・派遣アドバイザーの心の声(本音)を交えお伝えしますね。

【第1話】

 

つい先日、ある派遣キャストさんが相談に来ました。

 

30代前半  女性スタイリスト   Kさん

派遣歴   1年9ヶ月

 

派遣登録当初は、ヘアメイクのフリーランスとして働き、地方のご実家に数ヶ月に1度帰りながら空いている日程で週4~5派遣の仕事がしたいとの事でした。

 

派遣のご相談ではよくある話だが、

最近では

フリーランス×派遣美容師(‘ω)

(あっ!近々、某有名サロンとコラボセミナーやります!)

 

このような美容師さんが多い!!

美容業界で最近流行りの働き方。

 

そんなKさんから、連絡があり相談したいとの事でお会いした。

 

お話を聞くと何とご結婚が決まったとの事!

(おめでとうございます!)

♪───O(≧∇≦)O────♪

この仕事をしていると担当している方の幸せは自分ごとのように嬉しい限り!

 

 

そんな訳で、東京に引っ越し新生活をスタートするにあたり、月に数回、新婚生活の時間も作りたいため土日休みる就職するサロンを派遣で行ってみて決めて行きたいとの相談でした。

 

 

条件は…

八王子周辺で40分以内

スタイリストとしてマンツーマン接客できるサロン

土日休みが月に数回可能

 

今後は就職してどうしていきたいか将来プランを聞いたところ…

新婚生活を楽しみながら、しばらくは仕事をして将来的にはお子さんも欲しく、美容師の仕事は復帰したいと希望している…

 

(素敵な将来プラン!だとすると…今後の事考えると今派遣をしながら社会保険に加入しているし、お子さん産まれた後の産休、育休、育児手当金をもらえた方が良いだろう…)

 

Kさんに将来プランも含めて条件に追加して

できれば社会保険加入していて産休、育休も取れそうなサロンを探す事を提案し、後日ピックアップして連絡する事を約束して相談を終えました。

 

 

帰り際、Kさんが素敵な笑顔で

『今日は、相談に来て良かったです!楽しみにしています!』

 

(そんな素敵な笑顔で期待されたら…)

 

『任せてください!探しますよ!』

 

(ドヤ顔で言い切ったものの…なかなか条件は厳しい…( ̄◇ ̄;))

 

その日の夕方、弊社のサロン担当営業マンに時間をもらいKさんの条件に合う正社員募集している派遣先がないか打ち合わせをした。

 

・・・果たしてKさんの派遣先はどうなるのだろうか!?

この続きは次回また! お楽しみに!((( ´θ`)ノ