美容師派遣に登録してみた22歳アシスタント高志くんの物語 Vol.7

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リクエストQJキャスティングです。

 

美容師派遣の登録へやって来た高志くん。

いよいよスキルチェックがスタートします。

 

 

まずは岩口さんから細かい説明を受ける。

そして、シャンプーのスキルチェックがスタートした。

 

 

シャンプーは前のお店でお客様に好評だったし自信がある。

大丈夫、大丈夫。

 

でも実際にやってみせるとか正直思ってなかったな・・・

 

 

そのための施設まであるなんてビックリだ。

美容師の派遣会社ってどこもこんな厳密にスキルまでチェックしてんのか??

 

 

チェックされると思うとちょっと緊張もしたけれど、始めてみれば自然に手が動く。

 

 

順調♪順調♪

なんなら軽く鼻歌でも歌いたい気分だ。

 

僕のシャンプーで岩口さんを癒してあげよう。

チェックなんてしなくても全然大丈夫だったと思ってもらえるはずだ。

 

よし、これでフィニッシュ!

 

 

お褒めの言葉を期待しながら自信満々で岩口さんを見る。

なぜか考え込んでる岩口さん。

 

 

うーん・・・

もう1回やりましょうか。

 

 

岩口さんの言葉の意味が分からず一瞬ぽかんとしてしまった。

そんな僕の戸惑いを察してくれたのか、岩口さんが静かに語り始めた。

 

 

不合格ってわけじゃないんですけどね。

シャンプーってしてる側が思っているよりされている側は敏感なものなんですよ。

 

指先の動きはとても良かったと思います。

ちなみになんですが、目はどこを見てましたか?

 

 

岩口さんの質問に考え込む。

 

 

どこを見てたかって?

そりゃ自分の指先の動きじゃないか??

 

 

ますます困惑を深める僕に岩口さんがやさしく説明してくれた。

 

 

僕、男の割に髪が長いじゃないですか?

女性のショートでもよくあるんですけどね。

指先に集中するあまりお客様の毛先が暴れてることに気づかない美容師さんって意外と多いんですよ。

 

毛先の泡が微妙に顔についてたり、耳に当たってたり。

シャンプーでわしゃわしゃしてるうちにちょうど当たっちゃうんですよね。

これくらいの髪の長さは要注意なんです。

 

 

岩口さんの説明はさらに続く。

 

 

シャンプーで多少不快な思いをしてもそれを言えないお客様も多いんです。

言ってくださった方が勉強になるんですけどね。

ちょっと当たったくらいだったらなかなか言わない。

 

僕も今はスキルをチェックする立場なんで細かいことまでお伝えしてますけど。

普段行く美容室ではやっぱり言えないなぁ。

 

 

ハハハと苦笑いをする岩口さん。

 

 

だから毛先が暴れていないか、顔や耳にかかっていないか、目で確認することも大事だと思うんですよね。

僕は美容師さんじゃないんで専門的な指導まではちょっとできないですけど。

 

 

むしろお客様目線の感想をお伝えする方が高志さんの今後のお役に立てるんじゃないかと思ってます。

 

僕たちはただお仕事を紹介するだけでなく、キャストさんおひとりおひとりのキャリアアップのお手伝いもしたいと考えています。

なのでたまに耳に痛いことをお伝えする場合もありますが、そこはご理解いただければ・・・

 

 

爽やかな笑顔でやさしく僕を見つめる岩口さん。

ここは岩口さんの胸を、もとい、頭を借りよう。

 

 

勉強になりました。

ぜひもう1回やらせてください!!

 

 

岩口さんの指摘を反芻する。

こんな風にとことん向き合ってくれる人がいるなんて思ってなかった。

 

 

でもこんな風に何回もシャンプーされるのって辛くないですか?

なんかすみません・・・

 

 

申し訳なさそうな僕を気遣ってくれたのか、明るい声で岩口さんが言った。

 

 

大丈夫ですよ、シャンプーの1回や2回。

最高で7シャン連続したこともありますし。

 

さすがにあの時は頭皮がヒリヒリしてどうにかなりそうだと思いましたけどね。

もし僕の頭皮になにかあったら労災申請ってできるのかなぁ・・・

 

 

ニヤリと笑う岩口さん。

 

 

僕の担当が岩口さんで本当に良かった。

 

 

続く・・・

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